岐阜市５０代女性の解決事例・解決実績

債務整理前の状況

　Tさんは、長年勤めた会社を約３年前に失業し、その間の生活費の不足を補うため、以前契約だけして使用していなかった消費者金融のクレジットカードを利用するようになりました。

　カードの利用を始めた当初は、スーパーでの買い物に利用するくらいでしたが、貯金が底をつくと、キャッシングを利用するようになってしまいました。そしてキャッシングの枠を使い切ると、他の消費者金融に申し込み、借入れを行うようになりました。

　Tさんは失業後、アルバイトをしていたので、全く収入がないわけではありませんでしたが、これまでの生活水準を維持するため、消費者金融４社から借入れを行うようになってしまいました。

　しかし、毎月の返済が５万円を超えてきた頃から、毎月のやりくりができなくなり、返済が遅れるようになりました。返済が遅れると、Tさんの携帯や自宅に、消費者金融からの督促の電話や手紙が頻繁に来るようになったため、Tさんは当事務所にお電話でご相談され、最終的にご依頼されました。

債務整理の結果(詳細)

　当事務所弁護士との相談の結果、Tさんはアルバイトで一定の収入があり、自己破産はしたくないという強いお気持ちをお持ちであったことから、任意整理をすることになりました。

　当事務所弁護士が債権者各社と交渉を重ねた結果、遅延損害金がカットになったほか、将来の利息もなくなりました。さらに、当初の約定より返済期間を延長できたため、毎月の支払額はご依頼前の約半分となりました。その結果、Tさんはアルバイトで十分生活が出来る家計となり、少しずつですが将来に向けた貯金もすることができるようになりました。